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【英語表現】「piece of work」の意味とは?ネイティブの使用例と語源をご紹介!

こんにちはgrandstreamです。

さて、今回も気になる英語表現について深堀りしてみたいと思います。

今回調べてみたのは「piece of work」です。

piece of workってどういう意味?

さっそく辞書で調べてみました。

扱いにくい人、とても変な人

引用:英辞郎

piece of workの語源は?

では、語源について見てみましょう。

直訳すれば「作品、仕事」と言った意味になりますね。この表現が最初に登場するのはシェークスピア作の悲劇「ハムレット」です。

What a piece of work is a man, how noble in reason, how infinite in faculties, in form and moving how express and admirable, in action how like an angel, in apprehension how like a god!

(人間はなんという作品なのだろう。理性がいかに高貴で、能力がいかに無限で、形や動きがいかに表情豊かで立派で、行動がいかに天使のようで、理解がいかに神のようであるか。)

ここでは、文字通り「作品」という意味で使われていますね。

やがて20世紀のイギリスで、扱いづらい人のことを「 a nasty piece of work」と表現するようになり、現在では「nasty(いやな)」が省略されて使われるようになったようです。

もともとシェークスピアの戯曲の中ではむしろポジティブな意味だったのが、皮肉が入ったネガティブなニュアンスに変わっていったんですね。

(参考:Grammarist, word-detective.com, The Idioms)

piece of workを使った例文

ではさっそく例文をみてみましょう。

  • He’s a piece of work!
    → 彼はどうかしてるよ。

引用:英辞郎

  • It soon becomes clear that Minty is rather a piece of work.
    →じきにMintyがかなり感じの悪いやつだってわかるよ。
  • He is obviously a nasty piece of work but, like many bullies, not without charm.
    → 彼は明らかに嫌な奴だが、多くのいじめっ子と同様、魅力がないわけではない。

引用:Cambridge Dictionary

以上のように使用します。

SNS上での使用例

ではツイッター上で「piece of work」を使用している人のツイートを見てみましょう。

ジョー・バイデンは私たちが思っていた通りの馬鹿者です。なんて嫌なやつなんだ。

バイデンが何かやらかしたんでしょうかね…?

まあ、なんでもかんでも批判してるバイデン反対派の人かもしれませんね。。

あいつはホント嫌なやつだ。いつも威張っている。いつも私たちの足を引っ張り、まるで別のことをたくらんでいるかのようだ!

そんなあからさまに嫌なやつっているんですね。。

、、思い返せば僕の前の職場にもいました…笑。

車をバックさせて私にぶつかりそうになったのに、謝りもせずにいた感じの悪いやつに怒鳴ってやりたい。バックライトを直せよ!

たしかに。そういうときは「あ、すいません」「ごめんなさい」の一言ぐらいほしいですよね。

言ってくれないとシンプルに感じ悪い印象しか受けません。。

まとめ

さて今回は、「piece of work」について調べてみました。

ツイート上では、文字通り「作品」という使われ方が半分以上ありました。ただ、「嫌な奴」という意味も合わせて覚えておけるといいですね。

ではまた次回!

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