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「chump change」の意味とは?ネイティブの実際の使用例と語源をご紹介!

こんにちは、grandstreamです。

さて、今回も気になる英語表現について深堀りしてみたいと思います。

今回調べてみたのは「chump change」です。

chump changeってどういう意味?

さっそく辞書で調べてみました。

〈米話〉はした金、わずかの金銭、目腐れ金

引用:英辞郎

chump changeの語源は?

「chump」には「ばか、まぬけ」といった意味があります。ちなみにchangeは「小銭」のことです。

つまり、すぐだまされるやつ(愚かな人間)が手にする小銭がこの表現の由来となっているようです。

1960年代半ばにアフリカ系アメリカ人のコミュニティで作られた言葉のようです。

(参考:英辞郎、grammarist.com)

chump changeを使った例文

ではさっそく例文をみてみましょう。

  •  what seems like a huge amount of money to most people is only chump change to a billionaire.
    → 普通の人には大金に見えるものも、億万長者にとってははした金でしかないのです。

引用:Merriam-Webster

  • Don’t worry about that million, its chump change.
    →100万ドルのことは心配するな、はした金だ。

引用:Urban Dictionary

  • His share of the profits was chump change.
    →彼の取り分は微々たるものだった。

引用:britannica.com

以上のように使用します。

SNS上での使用例

ではツイッター上で「chump change」を使用している人のツイートを見てみましょう。

時給10ドルは、いわゆるはした金です。

日本でいうと時給1300円ぐらいですかね。うーん、日本だと割と普通ぐらいの単価ですね。

学生ローンの借金が1万ドルから2万ドルというのは、はした金ではありません。10年間払い続けているローンがまだ約2万5千ドル残っている私の娘にとって、これは非常に重要です。

このツイートは、2022年8月24日にアメリカのバイデン大統領が、学生ローンを一人あたり、1万ドル~2万ドル(136〜272万円)免除すると発表した報道を受けてのものですね。

3000億ドルは、ウクライナに送られた8900億ドルの軍事兵器に比べれば、はした金である。

こちらのツイートも同様です。

今回の学生ローン免除にかかるコストが3000億ドル(30~40兆円)かかるという試算があるようです。

まとめ

さて今回は、「chump change」について調べてみました。

というわけで、皆さんだけが知っている面白い英語表現がありましたら、ぜひ下のコメント欄で教えて下さいね!

ではまた次回!

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