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「all sizzle and no steak」の意味と語源は?ネイティブのツイートもご紹介!

こんにちは、grandstreamです。

さて、今回も気になる英語表現について深堀りしてみたいと思います。

今回調べてみたのは「all sizzle and no steak」です。

all sizzle and no steakってどういう意味?

さっそく辞書で調べてみました。

物や人が、その説明や高度な宣伝に見合うだけの成果を上げられないこと。
がっかりさせる、拍子抜けさせる。

引用:Wiktionary, The Free Dictionary

all sizzle and no steakの語源は?

この表現は、1900年代半ばに使われるようになったようで、1937年にアメリカのエルマー・ウィーラーが書いた「Tested Sentences that Sell」というセールスマンシップに関する本からきているようです。

その中で著者は、「“Don’t sell the steak — sell the sizzle.” (ステーキを売るな、シズル感を売れ)」と言っているようです。

ちなみにシズル感とは、食欲や購買意欲を刺激するような瑞々しい感覚を表します。「sizzle」には「〔食材が高温で調理されて〕ジュージューと音を立てる」という意味があります。

ハンバーグとか食品のCMとかでも、シズル感けっこうあふれてますよね。ついついよだれが出そうになるあの演出。

で、この英語表現では、シズル感ばっかりでステーキ(実際のモノ)がそれに伴っておらずがっかりするといった意味合いですね。

(参考:grammarist.com、英辞郎)

all sizzle and no steakを使った例文

ではさっそく例文をみてみましょう。

  • Everyone is in a panic over the supposed water shortages, but personally I think the whole thing is all sizzle and no steak.
    →水不足と言われてみんな慌てていますが、個人的には、嘘っぱちだと思っている。
  • The film had a lot of hype before its release, but after seeing it, I think it’s all sizzle and no steak.
    →この映画は、公開前には多くの宣伝がありましたが、実際に見てみると、期待外れな気がします。
  • Don’t worry about not getting tickets to the concert. My cousin saw them last night in New York and said the show is all sizzle and no steak.
    →コンサートのチケットが取れなくても心配ないですよ。私のいとこは昨夜ニューヨークでショーを見たようですが、がっかりしたと言っていました。

引用:The Free Dictionary

以上のように使用します。

SNS上での使用例

ではツイッター上で「all sizzle and no steak」を使用している人のツイートを見てみましょう。

最近のGoogleは期待外れな感じがしていますね。本当に悲しいです。BardがChatGPTの進化に寄与してくれることを期待しています。

BardとChatGPTが切磋琢磨してより良い言語AIができると良いですね。

スターフルーツは見掛け倒しだ。魅力的な名前、好感の持てる色、味は平凡。

スターフルーツって見たことはありますけど、食べたことないかもしれません。


↑スターフルーツ

最近、ほんとに多くのプロジェクトにがっかりさせられるんだよな…

まとめ

さて今回は、「all sizzle and no steak」について調べてみました。

皆さんの英語学習にお役立ていただけますと幸いです!

ではまた次回!

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